栃木盲導犬センターの「盲導犬センターウェルカムデー」に行きました。2月15日(日)

平成21年4月から名称が“財団法人 東日本盲導犬協会”に変更されました。)


栃木盲導犬センターの募金箱を置いているので、センターのほうから募金箱のID No.と上記の案内が送られてきました。
カミさんは来週だと勘違いしてたのですが、今日であることに気付きました。
あわてて、午前11時に出発。
1時間半ほどで到着予定だったのですが実際には2時間半もかかってしまいました。

全国に9つしかない盲導犬育成施設の1つが、ここ栃木県にあるのはなぜが知っていますか?
栃木盲導犬センター設立のきっかけは、ご自身が視覚障害者で、栃木県立盲学校の教員をされていた鈴木彪平(ひょうへい)先生が、1967年にアメリカの盲導犬育成施設アイ・ドッグ・ファンデーションで盲導犬歩行の訓練を受けた事にさかのぼります。アメリカからジャーマン・シェパードの盲導犬「アルマ」と共に帰国された鈴木先生は、盲導犬との歩行の快適さをより多くの人に感じてもらおうと、当事全国に4つしかなかった育成施設を栃木県内にも設立しようと思い立ったのです。鈴木先生と市民有志の方々が大変なご苦労を重ねて、県知事と交渉を進め、県議会の承認を取り付け、1973年に盲導犬センター設立準備室が設置されました。(栃木盲導犬センターHPより抜粋)

日本に9ヶ所しかないのには驚きました。各都道府県にあるものだと思っていました。
ここの犬舎の定員は50頭くらいで、ふだんは25頭くらいの犬が生活していいるそうです。

センターの外観です。平成12年に建てられたものできれいなものです。
もっとボロい(失礼)ものだと思っていたのですが…。

玄関ホールにはいるとグッズが沢山並んでいます。

色々とそろっています。
カミさんは娘の有紀のために中央にかかっている黒いトートバックを購入しました。
1,800円で2,000円を渡し、おつりは募金に。

このグッズコーナーでのディスプレイを含む販売のボランティアなど色々な形でのボランティア活動があります。

盲導犬サポートSHOPのカタログです。グッズの売り上げの一部が盲導犬育成に役立てられます。

カタログの中身です。可愛いグッズがいっぱいです。
なお、インターネットでも購入できます。こちら

ここが犬舎です。
右側が寝室、左側が排便場と運動場で非常にきれいな環境です。

排便場の横にあった説明です。
視覚障害の方(以下、オーナー)が犬の管理がしやすいように躾けられているそうです。
1日に何回か排便させるようです。

その下の運動場の説明。

個室(寝室)の方は、冬は床暖房、夏はクーラーをかけて快適に過ごします(1ヶ月の冷暖房費は平均5万円にもなるそうです。すごい待遇ですね!!

ここはシャンプー室。

スケジュール表です。訓練以外の作業も大変そうです。

多目的ホールはいろいろな目的で使われます。上の写真は「盲導犬ふれあいデー」のひとコマ。子供たちが、目の見えにくい状態を体験できる「ロービジョン(弱視)体験」や点字体験に夢中で取り組んでいます。このほか、ホールは雨の日の候補犬訓練、夏休みの子供見学会、仔犬の研修会やフリーランなどに使われます。フリーランとは文字通り「自由に走り回る」ための時間で、仔犬にとっては他の仔犬と遊ぶ貴重な時間です。なぜなら、仔犬たちは遊びの中で力の入れ加減など、社会性を持った盲導犬になるには不可欠なものを学習してゆくからです。それにしても、仔犬とはいえ20頭の犬たちが駆けめぐるフリーランは、いつ見ても壮観です。パピーウォーカー(仔犬の飼育ボランティア)にご興味のある方は、フリーラン日程をご確認の上ぜひご来訪下さい。
※パピーウォーカーについての詳細はこちらをご覧ください。(以上栃木盲導犬センターHPより)

これは、「共同訓練」を行う際に視覚障害者が犬と寝泊りする部屋で、センターにはこのような部屋が5つあります。共同訓練とは、視覚障害者が盲導犬候補犬と約2週間の共同生活をするもので、この間にお互いの息を合わせ、絆を深めてゆきます。また盲導犬と初めて生活する視覚障害者にとっては、盲導犬との歩行の方法、犬の手入れの仕方などをゼロから学ぶ機会となります。部屋にはベッド、机、冷蔵庫、テレビ、トイレなどが完備されており、自宅に帰って犬との生活をする際のシミュレーションが可能です。窓側のドアは犬の排便場(トイレ)に面しており、トイレのしつけ(トイレトレーニング)をするにも最適な環境となっています。さらに、床暖房もついているので、冬の冷え込みも気になりません。できれば職員が住みたいくらいです!
約一ヵ月くらい。2頭目だと2週間ほど盲導犬と一緒に泊まり込みで訓練を受けるそうです。

訓練士がワンツーワンツーと繰り返すとレジ袋を専用紐でセットした中に排便します。
これだと目の不自由な方にも便利ですね。

おしっこは床にさせていたけど実際に飼った場合はどうするんだろう?外へ連れ出すのかなあ?ァ

排便中、2頭はおとなしく待っています。お利口ですねえ。

訓練士さんとウールちゃん(♀)。
好青年で紹介したいのですがwebに載せる了解を得なかったのでモザイクをかけてしまいました。

オデットちゃん(♀)ボランティアの方と一緒でした。
ボランティアの方と話をしたら、訓練士さんには本来の仕事をしてもらって、誰でも出来る仕事はボランティアが担当するのが一番望ましい。そのためにもボランティアに参加しているとのことでした。
「ボランティア登録されている中でも事情があってなかなか参加できなくて実際の参加者は少なく、幽霊ボランティアが多いんですよ」とおっしゃっていました。
ボランティアにもいろいろあります。こちら

グラットちゃん(性別を聞きそこないました。)
この子はゴールデンとラブラドールのミックスです。知らなかったのですが盲導犬の場合、いい親であればミックスの交配も多いそうです。上で紹介した排便中のわんちゃんもミックスです。

何故か猫が…。
これは捨て猫で、センターで飼っているそうです。
室内に入りたくて手洗い場の上で窓が開くのを待っています。人なつこくて可愛いですよ。
今回は、知らないことを沢山教えていただきたいへん参考になりました。

訓練士の仕事も人が好きでなければ勤まらない。ただ、犬が好きでは勤まりませんね。
10頭の犬を訓練して何頭が盲導犬になるかと言うと、多くても4頭くらいなのです。

盲導犬は、2007年度末のデータで996頭活躍しています。また2007年度1年間に育成した盲導犬は152頭です。
また、盲導犬と一緒に歩きたいと思っている視覚障害者は全国全国では平成10年の日本財団の調査によると、「今すぐ盲導犬を希望している人」は約4700人、また「今すぐではないが将来盲導犬を希望する人」を含めると約7800人です。
まだまだ足りません。
一般社団法人 盲導犬を支援する会のHPによると、盲導犬が増えない原因の一つが、盲導犬の育成期間と育成費用です。1頭の盲導犬を育成するのに、約2年の年月と約300万の育成費用がかかります。
この膨大な育成資金が調達できないから増えないのです。

お近くの方は、ぜひ一度「盲導犬センターウェルカムデイ」に参加してみてください。(毎月第3日曜日)
また、募金箱を見かけたら一円でも五円でも寄付をお願い致します。

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